「久居」の地名の由来
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■ 久居(ひさい): 三重県津市久居

・ 久居藩の初代藩主の藤堂高通は兄の和泉守から5万石の分知をうけ、正保10年に一志郡に居所を営み久居と号す。つまり、「久居」という地名は正保10年に誕生したらしい。もともとこの地は「野辺(のんべ)」といい、久居の地名は「安濃津の別府今の府城を置て永久に鎮居するの謂にして寛文年中以後の名称なり」という。【戦国大名はなぜその「地名」をつけたのか? 谷川彰英 朝日新聞出版】  

・ 久居(ひさい): 三重県久居市(現津市)。「永久に鎮居する」ことを願った瑞祥地名。藩祖の藤堂高虎の命名という。【出典

・ 久居(ひさい): 「久居町(ひさいちょう)」が誕生したのは明治22年(1889年)で、昭和45年(1970年)には久居市になった。その後、平成の大合併で、平成18年(2006年)に津市に併合された。津藩主の藤堂家の二代の藤堂高次の次男の高通が5万石を分知されて、現在の久居に館をかまえた。そのとき、高通が「永久鎮居」の意味もこめて「久居」と名付けた。【出典

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