■　蘇我（そが）：　千葉県千葉市中央区蘇我

・　日本武尊の妻の弟橘媛が入水した際に、弟橘媛以外の５人の姫も海に身を投じたという。そのうちの一人が蘇我氏の娘で、その娘は無事に現在の千葉市の浜にたどり着いて「我蘇り（われよみがえり）」と叫んだことから、「蘇我」の地名が生まれたという地名伝説がある。【千葉地名の由来を歩く　 谷川彰英　ベスト新書】

・　蘇我（そが）：　弟橘媛が海神を鎮めるため入水した際、ほかに５人の姫も海に身を投じた。そのうちのひとりが蘇我氏の娘で、娘は無事に浜にたどり着き、「我蘇り（われよみがえり）」と叫んだことから、この地名が生まれたという伝承がある。【出典】

・　蘇我駅（そがえき）：　千葉県千葉市中央区今井。JR東日本・京葉線。外房線。内房線。「そが」の地名は各地に見られる。砂地をあらわし、蘇我氏と関係する地名だが、当地がそうであるかは不詳。【出典】

・　蘇我（そが）：　千葉県千葉市中央区蘇我。日本武尊が相模国から上総国に渡るときに嵐に遭遇して、その海神を鎮めるために、同行していた妻の弟橘媛が入水して、そのおかげで日本武尊は無事に上総国に渡れたということが記紀に書かれている。弟橘媛と共に５人の姫も海に身を投じたという。そのうちの一人が蘇我氏の娘であり、その娘は無事に今の千葉市の浜にたどりついて「我蘇り！」と叫んだという伝承がある。十五代の応神天皇は感激して、蘇我氏の一族を特別に国造として派遣して、この地を治めさせた。【出典】

■　　「蘇我」の名字