「山坊」の地名の由来
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■ 山坊(やまのぼう): 奈良県北葛城郡河合町山坊

・ 桓武天皇延暦四年(785年)の詔に「臣子の礼は必ず、君の諱(いみな)を避く」とあり、仁明天皇天長十年(833年)には、「天下諸国人民の姓名、及び郡郷・山川等の号、諱に触れるもの有るときは皆改易する」とある。したがって、桓武天皇の諱が「山部」であることから、「和名抄」の河内国讃良郡「山家郷」は中世には「三箇(さんが)庄」に転じた。河合町の大字の「山坊」は、「和名抄」の広瀬郡「山守郷」のことだろう。【出典】 

■ 山之坊(やまのぼう): 奈良県橿原市

・ 橿原市耳成山の東南の「山之坊」は「山の坊」の所在地ではない。和名抄の「山守郷」で、東寺の宝亀八年(777年)の百合文書によると、耳成山麓に「山部里」「耳梨里」「十市」などの古代条理の地名が残る。さらに、藤原宮跡東北部には「山部門」という宮城の門があった。山部は古代の山部氏に関連する語。もとは「山守部」のことで、これを二字化したもの。「山守部」は耳成山の山を守る部民の居住地か。なお、「山部」は古代の「ヤマムベ」といわれた「ヤマムベ」は「ヤマムメ」と訓み、「揚梅(やまもも)」に転じたか。「山之坊」南方近くの高市郡明日香村大字小山の「大官大寺」跡に「ヤマモモ」の小字が残る。【出典

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