「道玄坂」の地名の由来
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■ 道玄坂(どうげんざか): 東京都渋谷区道玄坂

・ 坂の途中の洞窟に大和田太郎という山賊が住み、旅人から金品を奪っていた。晩年に、大和田太郎は仏門に入り、名を道玄と改め、過去を悔い改め、物見の老木も切り倒したという。【東京23区の地名の由来 金子勤 幻冬舎】 

・ 鎌倉時代初期の武将の和田義盛は、源頼朝が挙兵した後、建保元年(1213年)に北条氏の挑発で挙兵したが敗死した。一族の大和田道玄が残党とともに近くに隠れ、野盗となった。道玄は坂の上にあった松の木に登って物見をして、街道をゆく旅人をみつけると手下に合図を送り、金品を奪わせた。この松を道玄松と呼び、そこから道玄坂と呼ばれるようになった。【お江戸の地名の意外な由来 中江克己 PHP研究所】

・ 和田義盛の一族の大和田氏道玄の残党がこの地に隠れ住んだことに由来する。【江戸東京地名辞典 芸能・落語編 北村一夫】

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