「宮」の地名
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■ 宮(みや)のつく地名
・ 日本にある、「宮」のつく地名は10万件あまりという。
・ 「宮」は「御屋」で、神様がおられる建物を意味した。また大王や王族の屋敷も「宮」と呼ばれた。
・ 田宮(たみや): 田の神の神社のあたり。
・ 宮川(みやかわ): 神社のそばを流れる川。
・ 宮下(みやした): 神社のある小高い土地の下。
・ 山宮(やまみや): 山の神を祀る祠のそば。
【地名でわかるオモシロ日本史 武光誠 角川ソフィア文庫】

■ 「宮」のつく地名は全国に10万もあるという。


 「一宮」の地名

■ 大宮(おおみや): 埼玉県さいたま市大宮区
・ 大宮駅の東手にある氷川神社が武蔵国一の宮であることによる。【出典
・ 武蔵国の一の宮の氷川神社が鎮座していることによる。【出典

■ 大宮(おおみや): 埼玉県秩父市大宮
現秩父市の市街地とその周辺住宅地域を総称した地名で、郷・町・村などをつけてよばれた。由来は古代以来秩父地方の総鎮守とも総社ともよばれた秩父神社に、妙見大菩薩を祀る妙見宮が合祀されるや妙見宮への信仰が隆盛したことによって、宮が鎮座する地として起こったとされている。それより以前は「和名抄」秩父郡の条に見られる「中村郷」と考えられている。中村の地名は、大宮郷の成立によって地域を縮小し、郷内の中村(現秩父市大字中村町)となったともいわれている。秩父へ妙見信仰をもたらした氏族は、平良文流の武士団で、良文の2代後の平将常(恒)が初代秩父氏を名乗ったとされ、平安末期には秩父妙見は成立していたものとみられる。【出典】 

■ 鴨宮(かものみや): 神奈川県小田原市鴨宮

■ 小宮(こみや): 東京都八王子市小宮町
・ 小宮駅(こみやえき): 東京都八王子市小宮町。JR東日本・八高線。小宮は、開駅時の村名。室町時代の領主の小宮上野介憲顕の名に因むという。【出典

■ 三宮(さんのみや): 兵庫県神戸市中央区

■ 新宮(しんぐう): 和歌山県新宮市

■ 神宮寺(じんぐうじ): 秋田県大仙市神宮寺

■ 雀宮(すずめのみや): 栃木県宇都宮市雀宮町(すずめのみやちょう)

■ 西宮(にしのみや): 兵庫県西宮市

■ 二宮(にのみや): 栃木県芳賀郡二宮町(真岡市)

■ 二宮(にのみや): 神奈川県中郡二宮町二宮

■ 二宮(にのみや): 石川県鹿島郡中能登町二宮。能登二宮駅(のとにのみやえき):石川県鹿島郡中能登町武部。JR西日本・七尾線。石動山(いするぎやま)に、式内社の伊須流岐比古神社がある。この社が能登国の二の宮である。【出典

■ 沼宮内(ぬまくない): 岩手県岩手郡岩手町沼宮内

■ 宮内(みやうち): 新潟県長岡市宮内
・ 宮内駅(みやうちえき): 新潟県長岡市宮内。JR東日本・信越本線。高竜神社の神領であったことを示す地名。【出典

■ 宮崎(みやざき): 富山県下新川郡朝日町宮崎
・ 越中宮崎駅(えっちゅうみやざきえき): 富山県下新川郡朝日町宮崎字横田。あいの風とやま鉄道。名族の宮崎氏の本拠地。源平盛衰記などに、越中宮崎の地名が見える。【出典

■ 宮島口(みやじまぐち): 広島県廿日市市宮島口
・ 宮島口駅(みやじまぐちえき): 広島県廿日市市宮島口。JR西日本・山陽本線。厳島神社のある島へ行く入り口のこと。【出典

■ 宮ノ越(みやのこし): 長野県木曽郡木曽町日義宮ノ越
・ 宮ノ越駅(みやのこしえき): 長野県木曽郡木曽町日義宮ノ越。JR東海・中央本線。お宮や館を越えたところにできた集落を示す。宮下などと同じ。【出典

■ 宮ノ平(みやのひら): 東京都青梅市
・ 宮ノ平駅(みやのひらえき): 東京都青梅市日向和田。JR東日本・青梅線。平地の西端に和田乃神社(三島神社)が祀られたことに因む。【出典

■ 宮原(みやはら): 埼玉県さいたま市北区宮原町
・ 宮原駅(みやはらえき): 埼玉県さいたま市北区宮原町。JR東日本・高崎線。氷川神社の神社領(村戸)であったことを示し、そういう原野に集落が開けたことを示す。【出典

■ 本宮(もとみや): 福島県本宮市本宮

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