小樽殺人事件 | |
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■ 150125: 小樽殺人事件
BS−TBSの浅見光彦の「小樽殺人事件」。この中で、小樽の開発者は時国家というのが出てくる。
ドラマの中では、「能登の時国家」と紹介されているので、まんざら「名字」だけ拝借したのでは無いようだが、小樽の開発者という資料は見つけられなかった。
世の中に落人伝説は多く、「平家の子孫」を出自とするケースも多い。しかし、それらの真否はというと、、、、。しかし、奥能登の時国家はそうではないようだ。
平安時代の平時忠。平清盛が桓武平氏の高望流なのに対して、時忠は公家となった高棟流。時忠の姉が清盛の妻になったことで大納言まで出世し、「平家にあらざれば人にあらず」と言ったのもこの時忠だそうだ。
平家滅亡後、時忠は奥能登に流された。時忠の五男の時国は珠洲から曽々木に移り、自らの名前の「時国」を名字として一家をおこした。これが、奥能登の名家の時国家と言われる。
その後時国家は25代続き、その屋敷も文化財となっている。
「平家にあらざれば、、、、」、てっきり平清盛が言ったと思っていたが、そうだったのかぁ。
【浅見光彦シリーズ】