■　北畠顕家（きたばたけあきいえ）【出典】：　「北畠」の名字の由来

＃　１３１８−１３３８年。享年２１歳（戦死）。

＃　出身地：　京。

＃　家族：　父：北畠親房。

＃　肩書き：　公家・武将。

＃　准大臣の北畠親房の長男の北畠顕家は、建武の新政が始まると親房と共に陸奥国（宮城県）へ赴任して、東国の経営にあたった。しかし、１３３５年に、足利尊氏が鎌倉で建武政権に反旗を翻すと、鎮守府将軍に就任して軍勢を引き連れて京に出陣した。その後、楠木正成や新田義貞とともに尊氏を破って、九州に敗走させた。しかし、勢いを盛り返した尊氏を相手に、正成も義貞も敗死した。顕家も美濃国青野原で勝利したが、徐々に劣勢と成って、石津の戦い（大阪府）で高師直に敗れて戦死した。　

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