■　住吉（すみよし）氏：　「住吉」の名字の由来

・　「すみのえ」とも読む。百済系渡来氏族。のちの摂津国住吉郡（大阪府大阪市）の地名による氏名か。姓は朝臣。氏姓は上毛野君から池原公、延暦十年（７９１年）に池原公鋼主らが住吉朝臣を賜った。時に鋼主は近衛将監従五位下兼常陸大掾の地位にあった。新撰姓氏録の左京皇別下に「住吉朝臣。上毛野同祖。豊城入彦命五世孫多奇波世（たかはせ）君之後也」とみえる。また、日本書紀私記の弘仁私記序に田辺史・上毛野公・池原朝臣・住吉朝臣らの祖上野公竹合（多奇波世君）の祖思須美・和徳両人は仁徳天皇時代に百済国から渡来したとある。【出典】　

【姓：真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細】