伊福部氏
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■ 伊福部氏: 「伊福部」の名字の由来

# 伊福部(いおきべ)氏

・ 伊福吉部、五(伍)百木部、廬城部とも書いた。

・ 宮城門の守衛にたずさわった。

・ 伊福部は「笛を吹く吹部」「天皇の食事を作る火吹部」などの諸説がある。

# 伊福部(いおきべ)氏

・ 伊福吉部・五(伍)百木部・廬城部にも作り、「イフキベ」「イフクベ」ともいう。大化前代の部民の一つ。東は陸奥国・武蔵国から西は薩摩国に及び広く分布し、美濃国を中心とした地域と中国地方に濃密であることが特徴で、宮城十二門の門号にもその名を残す。伊福部の性格について、「三代実録」の貞観四年六月十五日壬子条に「播磨国揖保郡人雅楽寮答笙生無位伊福貞。復本姓五百木部連」とあることにもとづいて、かつては笛を吹くことを掌った部民すなわち吹部とみなす説が有力であったが、吹部としては別に笛吹部が設定されているため説得力を持たず、現在は(1)名代・子代部、(2)息吹(いぶき)部、(3)火吹(ひふき)部とみる三説がある。(1)では景行天皇の皇子の五百木之入日子命の名代または子代と推定されるが、伊福部設定の時期と係わって、五百木之入日子命を実在性の強い人物とみるか、伝承上の人物とみなすかが焦点である。(2)では伊福部を「息を吹く」息吹部と解釈して、製鉄関係部民と想定する。【出典】  

# 「いおきべ」の地名

姓:真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細

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