民氏
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■ 民氏: 「民」の名字の由来

# 民(みたみ)氏

・ 朝廷の直轄地の人民を管掌した伴造氏族か。中央の民氏には、(1)中臣氏系、(2)出雲氏系、(3)春日氏系、(4)百済国人怒理使王の後裔、(5)東漢氏系、(6)魯公伯禽の後裔を称する渡来系、(7)高句麗系の河内民氏らの諸氏があり、地方では尾張(連姓)・播磨(直姓)・出雲(臣姓)に民氏がみられた。地方の民氏の姓は、国造の姓と共通し、奈良時代に郡の大領であった者がいるので、かつての国造の一族が伴造に任ぜられたことが示唆される。(1)(2)は直姓で、和泉国大鳥郡の式内社、美多弥神社の鎮座地(大阪府堺市美木多上)を本拠とした氏族。(3)は首姓で、大和国山辺郡(奈良県山辺郡)が本拠地とみられ。(4)は首姓で山城国。(5)は直姓で東漢氏の中でも有力氏の一つ。(6)は首姓で漢人系の白鳥村主の同族。(7)は首姓で河内国。【出典

姓:真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細】  

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