■　由良（ゆら）：　群馬県の由良家

＃　群馬県の由良家：　清和源氏の新田氏の一族。江戸時代には高家。【出典】

・　清和源氏の新田氏の出。戦国時代には足利氏に属し、後に北条氏に破れ、豊臣秀吉から常陸国牛久（茨城県牛久市）で４５００石をたまわった。江戸時代には高家。【出典】　

＃　上野国の戦国大名。武蔵七党の猪俣党の横瀬氏の末裔である岩松家の家老である横瀬国繁を祖とする。国繁は文明元年（１４６９年）に岩松家純とともに上野国金山城を築いたが、子の成繁は岩松氏と対立、岩松氏を金山城から追った。永禄３年（１５６０年）に泰繁の子の成繁は関東入りした上杉謙信に従って、那波氏の旧領を賜った。また、将軍の足利義輝の御供衆に列して源姓を賜り、新田一門として由良氏に改称。やがて金山城（群馬県太田市）に拠って独立した大名になり、永禄９年（１５６６年）には上杉氏を離れて北条氏に従った。天正１１年（１５８３年）に子の国繁のときに北条氏に叛き、天正１３年に金山城が落城して桐生に逃れた。天正１８年の豊臣秀吉の小田原攻めでは小田原城に籠城、母の妙印尼の懇願で一命を取り留めて、江戸時代には旗本（高家）。【出典】

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