二字佳名の詔 | |
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■ 二字佳名の詔
・ 和銅6年(713年)に、元明天皇は「畿内七道諸国の郡郷には好字を用いよ」という詔を発した。「諸国の郷里の名は二字とし、必ず佳名を取れ」。
木の国 → 紀伊国
泉の国 → 和泉国
和(やまと)の国 → 大和国
襞(ひだ)の国 → 飛騨国
越の国 → 越前・越中・越後
毛の国 → 上野・下野
総の国 → 上総・下総
吉備(黍・きび)の国 → 備前・備中・備後
筑紫の国 → 筑前・筑後
火の国 → 肥前・肥後
豊(とよ)の国 → 豊前・豊後
・ 奈良時代の初めの713年に「諸国の郡・郷の名に好き字をつけよ」の「好字令」。和銅6年(713年)の諸国郡郷名著好字令。
・ 平安時代の中頃の967年に「諸国の郡・里などの名は、二字を用い、かならず嘉名とせよ」の令。
・ このような動きは、郡や郷だけでなく、小地名や山川湖沼にもおよんだ。【消えた市町村名の謎 八幡和郎 イースト新書】
・ 元明天皇の和銅6年(713年)に、諸国郡郷名著好字令が出された。【消えた市町村名の謎 八幡和郎 イースト新書】
# 佳字