井光」の地名の由来
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■ 井光(いかり): 奈良県川上村井光

・ 古くは「碇」とも書いた。

・ 「いかり」は「ヰかひ(猪養部)」の転化か?この地は猪の生息地という。【奈良の地名由来辞典 池田末則 東京堂出版】  

・ 吉野川支流井光川流域に位置する。神倭伊波礼毘古命(のちの神武天皇)は吉野山中で、尾を有し井中から出てきた吉野首(吉野首部)の祖、国神井氷鹿(井光)に出会ったと伝承される(古事記神武段・神武即位前紀戊午年8月乙未条)。また「姓氏録」大和国神別によれば、吉野連は加弥比加尼の子孫とされ、神武天皇が吉野に行幸した時、神瀬に至ると、井に光る女がおり、天から降った白雲別神の女で、名は豊御富であると自称したので、天皇は水光神と名づけたとあり、当時吉野連が祀った水光神とされる。なお「古事記伝」は天皇が井光に出会った地を飯貝に比定する。イカリはヰカヒの転訛で、猪養部の略とも考えられる。【出典

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