「鬼無」の地名の由来 | |
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■ 鬼無(きなし): 香川県高松市鬼無町(きなしちょう)
# 桃太郎が鬼ヶ島に鬼退治に行き、逃げ延びた鬼をこの地で征伐したので鬼がいなくなった。この地はかつては毛無(けなし)と書いた。毛無とは木無で、木が生えていないこと。
# もとは上笠居村字鬼無。旧上笠居村の南端に位置する。寛永10年讃岐国絵図には「毛無」と見え、その由来は毛の木の意であるから木生(きなし)、鬼無は後世の当て字であろう。城生(きなし)の意ならば、城砦の地ということになろうとある。また「南海治乱記」に悪鬼が出て人民を悩ましたので、笠居八幡大神がこれを退治し、その後当地には鬼が出なくなり、鬼無と称され、香西資忠夫人が崇敬したとあるが、これを伝え誤った(古今讃岐名勝図絵)ともある。「南海通記」には「鬼無村」と見える。【出典】
# 桃太郎が鬼を退治して鬼がいなくなったことから「鬼無」という地名が生まれたという伝承があり、桃太郎神社と呼ばれる熊野神社がある。しかし、これは大正時代に小学校訓導の橋本仙太郎が創作したものという。【出典】
# 鬼無駅(きなしえき): 香川県高松市鬼無町佐藤。JR四国・予讃線。桃太郎伝説の発祥の地と伝えられ、鬼無(きなし)とは、桃太郎が鬼を無くする(征伐する)意味と言われる。【出典】
# 鬼無(きなし): かつて、香川郡に「上笠居(かみかさい)」という村があったが、昭和31年(1956年)に高松市に編入された際に、その全域が「鬼無町」と命名された。ここには、桃太郎が鬼を退治したので、鬼がいなくなって、「鬼無」という地名が生まれたという伝承がある。あるいは昔、なんらかの悪鬼がでてきて人々を悩ませていたので、退治して鬼がでなくなったということがあったのかもしれない。【出典】