「牛窓」の地名の由来 | |
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■ 牛窓(うしまど): 岡山県瀬戸内市牛窓町
・ 奈良時代から見られる地名で、備前国邑久(おく)郡。古くは牛転(うしまろび)・牛間戸とも書いた。「本朝神社考」巻6所引の「備前国の風土記」逸文(風土記/古典大系)には、神功皇后の三韓出兵の際、船が備前海上を過ぎると、大きな牛が船を転覆させようとしたので、住吉の明神が老翁となり、牛の角をもって投げ倒した故事により当地を牛転(うしまろび)と称したとあり、牛窓はその転訛と伝える。【出典】
・ 牛窓の「うし」は「潮(うしお)」のこと。間戸は小さな出入り口。
・ 牛窓(うしまど): 神功皇后がこの地で牛鬼に襲われた際に、白髪の翁があらわれて、牛鬼の角をつかんで投げ飛ばし、皇后を救ったことから「牛転(うしまろび)」の地名となった。その後、室町時代に連歌師の宗祇(そうぎ)が詠んだ句にあった「憂し窓」が「牛窓」になった。【出典】
・ 牛窓(うしまど): 岡山県邑久郡牛窓町(現瀬戸内市)。ウチ(内)・マ(間)・ト(処)の転で、本土と前島との間の海峡のことか。【出典】
・ 「マド」の資料集