「妛原」の地名の由来
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 妛原(あけんばら): 滋賀県

・ 滋賀県に江戸時代からみられる地名だが正確には「妛の真ん中の一の字は不要で山+女」

・ JIS漢字の第二水準に入れる際に使用した資料から作字した時、紙の影のようなものができて、それを一と誤認した。そこで、余計な「一」が入った「妛」という漢字として採用された。これをJIS漢字の幽霊文字というそうだ。もともと「山女」と書いて「あけび」と読みそれが縦に合成してできた漢字と言われる。たしかに、「あけび」を変換すると「山女」は出る。でも「妛」はでなかったなぁ。

・ 山女原(あけんばら): 滋賀県甲賀市土山町山女原(あけびはら)。戦国時代から近江国甲賀郡にみられた地名。長者村、あるいは安原村といったが、天正年間山女原と改めたという。天正11年の「貞徳日記」に「鈴鹿路はふさがりて安楽越をせしに、あけび原といふ山中にとまりて 川音に夏の夜ながき旅ねかな」とある。建久5年から山中氏の領地であったが、永禄年間、鮎河(あいが)城主黒川氏の領となり、天正13年、水口岡山城主中村一氏領となるまで続いた。【出典

・ 山女(あけび): 滋賀県甲賀市土山町山女原?地名はアケビの産地であったことによると伝える。【出典

・ 参考: 山女村: 富山県魚津市。江戸時代から明治時代の半ばにかけて越中国新川郡加積(かづみ)郷にみられた村名。

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