「大沼」の地名の由来
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■ 大沼(おおぬま): 北海道稚内市

・ シュプントウともいう。稚内(わつかない)市声問(こえとい)南方にある湖。面積5.1km(^2)、周囲8.5km、直径3kmのほぼ円形で、湖面の標高1m、最大深度1.5m、透明度1m以下で低鹹水湖。成因には諸説あり、海岸に発達する浜堤・砂丘で各流入河川が閉ざされて生じたもの、沖積世に残された海の一部であるとするもの、声問川の水が流域にあった低地にたまってできたものなどがある。シュプントウとはアイヌ語で「ウグイのいる沼」の意、大沼は声問市街のすぐ南にあった小沼に対して和人の開拓者がつけたもの。海と川の魚が共存し、イトウなどの淡水魚、カレイなどの海水魚のほか、ヤマトシジミも生息する。稚内市の水産加工の発展やノシャップ米駐留軍施設増強などにより、昭和39年大沼を水源地として上下水道施設が米軍の給水料前納金により建設された。昭和43年頃から大沼の富栄養湖化が進み、声問川水系のタツニウシュナイ川に北辰ダムが建設された。昭和18〜20年に海軍航空隊の水上偵察機が離着陸に使用した。【出典】  

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