馬見ヶ崎川
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■ 150323: 馬見ヶ崎川

江戸時代初期の山形城主の鳥居の殿様。歴史的評価は様々だけど、暴れ川の馬見ヶ崎川を付け替えた功績は大きいと思う。鳥居の殿様と蔵王ダムのおかげで山形市は水害が少ないとも言える。「塔文社」発行の昭和24年の山形市の地図を見ると、春になると桜の名所となる緑町の通り界隈(山形市の消防本部から護国神社にかけての通り)は「埋め立て地」という地名になっている。たぶん、昔はここから旧県庁付近に流れていたんでしょうねぇ。川の流れを変えて、元の川を埋め立てた。そして江俣(川が分岐する処)を通って、梅野木前方面へ。とすると、やはり「梅野木前」は美称で、「埋め」から来たんではないかと推察する。大阪の梅田(埋田)と同じでしょうねぇ。

佳称(佳字)は化粧に通じる。どちらも騙されやすいからなぁ。

ちなみに山形市嶋南にある「びっくりドンキー」。店名は「びっくりドンキー 梅野木前店」。

ところで、馬見ヶ崎川(まみがさきがわ)の由来。平泉に向かう途中の源義経が山方(やまがた)を通った際に、夢の中に駿馬が出た事から「馬見の川」を転じて「馬見ヶ崎」名がついたとの話もある。おや、義経は山形市を通ったのか?また、他説では江戸時代初期、現在の市街地中心部から流れを変えた鳥居忠政が、馬上から川を見渡したことに由来して、馬見ヶ崎の名がついたともいう。その前には馬見ヶ崎川とは言わなかったのか?たぶん小白川だな!ここでも出てきた鳥居さん。

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