山形県の方言 | |
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■ 山形県の方言
# 山形県内の方言【都道府県別 全国方言辞典 三省堂】
・ 北奥方言圏の庄内方言と、南奥方言圏の内陸方言に分類される。また内陸方言は最上方言(新庄市周辺)、村山方言(山形市周辺)、置賜方言(米沢市周辺)に分かれる。
・ 庄内方言と内陸方言の違いは大きく、例えば庄内地方では「飴(あめ)」と「雨(あめ)」、「橋(はし)」と「箸(はし)をアクセントで区別するが、最上方言を除く内陸方言では区別しない。
・ 捨てる: ウダル(庄内方言)、ナゲル(内陸方言)。
・ かわいそうだ: メジョゲネ(庄内方言)、ムゾサイ(最上方言)、ムッコイ(村山方言)、モゴサイ(置賜方言)が多い。
・ 北前船の影響で、庄内弁には関西弁が入ってきている。
・ 「可能」を表す表現としては、「書くことができる」の場合、、庄内・置賜では「書ガエル」のように「〜エル」というが、最上・村山では「書グイ」のように「〜イ」という。これは青森、岩手、秋田に多い「書グニィ」の変化と言われる。
# 山形県の方言【大方言 全国47都道府県別 爆笑方言 わぐりたかし著 ぴあ】
・ はらだくさい: 「あぁ、はらだくさい」。これは、「原田さん、臭いよ」ではありませんよ。意味としては「いいかげん」とか「うさんくさい」とか。
・ おぢる: 「クルマからおぢる」=「クルマから降りる」
・ しね: 「死ね」ではありません。「しない」という意味で、「そんなごど、しね」のように使います。
・ かまれる: これ、私は初耳ですが、「クルマにかまれる(轢かれる)」のように使うらしい。
・ あじつける: これ、私は初耳ですが、「思いつく」だそうです。
・ ほんね: これは使いますねぇ。「違います」って意味だね。
・ もっけだのぉ〜: これも私は使いません。「ありがとう」の意味だそうです。
・ はめて: 「仲間に入れて」の意味ですが、使う場所を誤ると大変なことになるので注意(笑)。でも私は「まじぇて」の方が使うかなぁ。