「雲」の家紋の解説
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■ 「雲」の家紋の解説: 「雲」の家紋図

# 雲紋(くももん): 古代の中国では、雲の動き、色、形などで吉凶を占ったといわれ、早くから文様化された。めでたい雲を瑞雲(ずいうん)と呼んで喜ぶ概念が日本に伝わったのは飛鳥時代のこと。【出典

# 雲紋【出典
・ 雲は雨を呼び、五穀豊穣をもたらす縁起のいいものとして、文様に使用された。しかし、家紋として使う家は稀で、かなり珍しい紋である。寺社の紋として武蔵国の一宮の氷川神社や、京都の東寺で使用されている。
・ 一つ雲紋、雨雲紋、興正寺雲紋、半月に雲紋、五つ雲紋、総陰月北斗星。

# 雲紋(くももん): 古代中国では雲の中には神仙が住んでいると考え、湧き上がる雲を雲気と呼び、千変万化する雲の動きや色、形で吉凶を占った。また、雲は祈雨豊穣の守護神である龍の住処ともされる。室町時代の家紋集の「見聞諸家紋」では、曽我氏が巴に雲を、佐脇氏、斎藤氏望月氏が日に雲を添える形を使用している。江戸時代の幕臣では、池原家が「丸に山雲」を、榊原家が「雲に細輪に一文字」を、鈴木家が「雲菱の内に雁金」を使用した。【出典

# 扇に松雲紋: 鳥井家出典

# 雲紋: 雲と言えば仏や天人が乗って現れるもので、また古来よりその形や色から瑞兆を判断するものとして知られ、紋として使用された理由もここからとされる。東寺の東寺紋や、興正寺の興正寺紋が知られる。【出典

# 坂手神社(愛知県)氷川神社(埼玉県)天野家石黒家などに見られる。  

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