「蝋燭」の家紋の解説
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■ 「蝋燭」の家紋の解説: 「蝋燭」の家紋図 

# 蝋燭は櫨(はぜ)の実を圧搾して得た木蝋(もくろう)を熱で溶かしたものを、イグサの髄から作った灯心を巻いた和紙の周りにつけて作る。和蝋燭は平安時代の松脂(まつやに)蝋燭にはじまり、室町時代には現代でも見られるような先端が太い形になった。このような蝋燭は、江戸時代半ばまでは庶民には高価であった。文様としては見られないが、蝋燭の製造や販売を行う職業を指示するために使用されたと考えられる。稀少な家紋。【出典

# 蝋燭紋(ろうそくもん): 家紋になった蝋燭は、和蝋燭と言われ「櫨(はぜ)の実」からとった木蝋を原料とした灯火用具。炎が大きく西洋ロウソクよりも明るいことで有名。室町時代から作られるようになったとされ、家紋の発生時期はそれ以降と思われる。家紋に使用された意義は不明だが、江戸時代に蝋燭を商った商店の看板には、家紋と同じデザインが見られることから、職業を指し示す指示的意義で使用されたケースもあったであろう。加藤氏、宮地氏などに見られる。【出典

# 蝋燭紋: 武家が使用したという記録はないので、江戸時代以降に商家が使用したとされる。【出典

家紋の図柄

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