■　西園寺公望（さいおんじきんもち）【出典】

・　１８４９−１９４０年。享年９２歳（病死）。

・　出身地：　京。

・　肩書き：　政治家。

・　西園寺公望は、京の公家の特大寺家の次男として生まれ、４歳で西園寺家の養子になって家督を継いだ。早くから孝明天皇に仕え、戊辰戦争では総督や大参謀として転戦した。明治維新後には、フランスに留学して、ソルボンヌ大学で法学を学んだ。その後、自由民権運動に傾倒し、中江兆民らと東洋自由新聞を発行した。西園寺は天皇が絶対的な権力をもつことには反対であり、山県有朋と対立した。伊藤博文にみとめられた西園寺は、憲法調査の渡欧に同行し、伊藤内閣では文部大臣をつとめた。その後内閣総理大臣となり、桂太郎と交互に組閣した。　　

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