■　吉田氏：　「吉田」の名字の由来

＃　吉田（きちだ）氏

・　孝昭天皇の子孫である彦国葦命の後裔氏族。本姓は吉で、のちに吉田に改めた。新撰姓氏録の左京皇別下の吉田連には、彦国葦命の孫の塩垂津彦命が百済の己?に遣わされ、その地で宰を吉と称していたことから、子孫の姓を吉としたとある。そして、神亀元年（７２４年）に平城京の田村里にいたことにより吉田連を賜姓され、弘仁二年（８１１年）に宿禰の姓を賜ったとされる。続日本紀の神亀元年五月辛未条に吉宣と吉智首が吉田連と改賜姓したこと、日本後紀の弘仁二年九月乙未条に右京人吉田連宮麻呂らが宿禰姓を賜ったとある。吉田連には、医術に優れ、文芸をたしなんだ者が多い。【出典】

【姓：真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細】