■　石村氏：　「石村」の名字の由来

＃　石村（いわれ）氏

・　氏名は磐余とも書き、のちの大和国十市郡磐余村（奈良県桜井市周辺）の地名に由来する。新撰姓氏録の第二十三巻、右京諸蕃上の坂上大宿禰条の逸文にみえる。姓は村主。一族に続日本紀の天平宝字八年（７６４年）九月壬子条の石村村主石楯や、同天平神護元年（７６５年）四月丁亥条の石村村主押縄らがおり、天平神護元年四月に坂上忌寸の氏姓を賜った。なおこの氏名には天平十一年（７２９年）「経師手実帳」の石村乙万呂、造東大寺司鋳工の石村宿奈麻呂、天平十五年（７４３年）の石村鷹麻呂、などが見える。【出典】　

【姓：真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細】