安曇・阿曇氏
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■ 安曇(阿曇)氏: 「安曇」の名字の由来

# 阿曇・安曇(あずみ)【出典

・ 海辺を管掌した伴造氏族。氏名は安曇とも記す。姓ははじめは連。天武天皇十三年(684年)、本流の一族は宿禰姓を賜った。発祥地は和名抄の筑前国糟屋郡志珂郷(福岡市東区志賀島)から阿曇郷(福岡県糟屋郡新宮町)にかけての一帯とみられ、志珂郷には底津綿津見神・仲津綿津見神・表津綿津見神の三神を祭った志賀海神社がある。摂津国西成郡には安曇江の地名があるが、阿曇氏は初め九州地方の海人の長であり、大和政権の支配下に編入された段階で、摂津国安曇江に拠点を移し、海部を統率する伴造の地位についたのだろう。阿曇氏の祖を、古事記では伊邪那伎神の日向での御祓の際に化生した右の綿津見三神の子の宇都志日金拆命とし、新撰姓氏録では地祇系の海神綿積豊玉彦神の子の穂高見命とする。氏名の阿曇の名義は諸説有るが、「海積(あまつみ)」の約と解するのが妥当だろう。 

# 「あずみ」の資料集

姓:真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細

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