秦氏 | |
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■ 秦氏(はたうじ): 「秦」の名字の由来
渡来系を代表する氏族。283年に百済から帰化したとされる。秦の始皇帝の末裔とも言われるが信憑性には問題があるそうだ。当初は豊前国を本拠地としたが後に山背国(山城国)葛野郡(京都市右京区太秦)などに移り住んだ。
■ 秦氏(はた うじ)【渡来系豪族・新羅系】
# ルーツ: 弓月君(ゆづきのきみ)
# 拠点: 山背国(山城国)
# 特徴: 土木技術に長けた開拓氏族
# 役職: 財政や外交に関与
・ 姓(かばね)は「造」、後に「忌寸」
・ 本拠地: 山背国葛野(かどの)郡
・ 弓月君が百済出身一族120県を率いて渡来
・ 秦(ハタ)は古代朝鮮語で海の意味。秦氏が建てた、広隆寺、松尾大社、伏見稲荷、平野神社。
・ 秦氏は古代最大の氏族で全国的に分布する。
・ 日本書記の応神十四年是歳条に、秦氏の祖の弓月君が百済から「人夫120縣(こおり)」を率いて渡来したとある。
・ 新撰姓氏録の左京諸蕃上によると、太秦公宿禰は秦の始皇帝の三世孫である孝武王からでており、その王子の功満王が仲哀八年に一度来朝した。さらにその息子の融通王が応神十四年に、27縣(こおり)の百姓を率いて渡来した。
※ 「縣」ってなんだろ?いわゆる「県(けん)」と同じ行政区域を意味するのか?
※ 古代朝鮮語の「パタ」は海を意味し、「秦(はた)」は日本語で言うと「海人」という一般名詞の可能性もあるか?