「浅見光彦の日本不思議舞台地の旅」の読書
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■ 元伊勢籠神社

・ 丹後国の一の宮。
・ 天照大神の神霊は大和の笠縫邑(かさぬいむら)を出て伊勢に鎮座するまで、各地を巡幸し、その最初の地が京都府宮津市大垣。
・ 天橋立は元伊勢籠神社の参道だった。
・ 天照大神はこの地の「吉佐宮(よさのみや)」に4年間鎮座した後、二十数カ所を巡幸して、最後に伊勢神宮の五十鈴宮(現在の伊勢神宮)に鎮座した。その際に天照大神より先に降臨していた豊受大神を伊勢に連れて行って祀ったのが伊勢神宮の外宮。
・ 吉佐(よさ)の名前は、現在のこの地の「与謝」に転じた。
・ 籠神社の宮司は代々「海部(あまべ)」氏が継いだ。「海部」はもともとは「天」という字に始まったことに由来する。始祖は「天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと)」「天香語山命(あめのかぐやまのみこと)」、以下五代までは「天」の字が使われ、十九代までは初字がいろいろ変わり、十九代のときに応神天皇から新羅征討の功を賞され「海部直(あまべのあたい)」の姓を賜った。
・ 「籠」は彦火明命が、籠船に乗って籠宮(海神の宮)を訪れたという伝承による。

■ 真名井神社

・ 元伊勢籠神社の北にある。真名井神社は元伊勢籠神社の奥宮。神殿の手前に湧き水があり、これが「真名井」の由来。
・ このあたり一帯を「真名井原」といい、天照大神が鎮座した「吉佐宮(よさのみや)」はここにあった。

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