「雲梯」の地名の由来
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■ 雲梯(うなて): 奈良県橿原市雲梯町

・ 「雲梯」をどうして「うなて」と読むのか。「うなて」は「溝」「池溝」とも書かれ、もとは田に水を引く溝を意味していた。崇神天皇62年に、「農は天下大きなる本なり」と言っていたということが「日本書紀」に書かれている。そこでは「池溝(うなね)」と書かれているが、漢字では「宇那堤」「宇那手」「卯名手」とも書く。堤防という説もあるが、本来の意味は「溝」である。日本書紀で「池溝」と書かれていたものが、なぜ「雲梯」に転訛したのか。「雲梯」は「うんてい」と読み、昔は城を攻めるときに使った折りたたみ式の梯子を意味した。それを考えあわせると、稲を育てるための「水路」を「雲梯」に見立てて、このように表記したものだろう。【出典】  

■ 雲梯(うなて): 奈良県橿原市雲梯町

・ 橿原市内の旧大字で、「雲」は「ウナ」、「ウネ」とも読む。「和名抄」にある高市郡雲梯郷で、「万葉集」に「真鳥(まとり)住む卯名手(うなて)の神社(もり)の菅(すが)の根を・・・」と詠まれ、「出雲国造神賀詞」に「事代主命の御魂を宇奈提(うなせ)に坐せ」とある。ウナテは、田に水を引くためにつくった溝。雲梯南方にある曽我川から支水路を設け、忌部西部をうねりめぐらし、ふたたびその水を曽我川に戻す溝があったらしく、雲梯の地名はそれに由来する。大和国の池には水を出す樋(とい)と、満水時に排水する水路(溝)を必要とした。後者は大和方言では、ウテビといった。橿原市池尻町と和田池堤に「ウテビ」の小字がある。【出典

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