■　徳次郎（とくじろう）：　栃木県宇都宮市徳次郎町（とくじろうまち）

＃　「とくじら」ともいう。田川上流右岸沿いの沖積地とそれに続く低台地および丘陵地に位置する。地名の由来は、日光に勢力を持っていた久次良氏の一族が奈良末期に日光山神社（日光二荒山神社）から御神体を千勝の森（現智賀都神社）に勧請して日光の宗家久次良氏に対して外久次良氏を称したことによるといわれる。【出典】

＃　地元では「とくじろう」読みと「とくじら」読みが混在しているらしい。また、以下のような資料があった。

＃　「日光市に久次良（くじら）町という住所がありますが、そこを領地としていた久次良一族がこちらへ移ってきた際、本来の領地と区別するために『外の久次良』つまり『外久次良（とくじら）』と呼んだことが由来とされています。漢字表記はいくつか種類がありますが、音としては昔から『とくじら』です」（宇都宮伝統文化連絡協議会 池田さん）【乗りものニュース　より】

＃　「とくじろう」は、あくまでも行政上の読みらしい。