「倶知安」の地名の由来
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■ 倶知安(くっちゃん): 北海道虻田郡倶知安町

・ 地名はアイヌ語のクチャアンナイ、またはクチャウンナイに由来し、「猟師の丸木小屋のある沢」を意味する説、クッサムウンベツで「岩崖の傍にある川」を意味する説などがある。江戸期は倶登山(くとさん)川をクッシャニと称し、尻別川との合流点南岸をソウツケと呼んでいる。クッシャニの地名由来については、松浦武四郎「西蝦夷日誌」に「ホンクツシヤニ、名義、和人にてガゴゼと云、漁具の事也」とあり、「北海道蝦夷語地名解」に「クトサニ、泥土の濁川」と見える。また、松浦武四郎「丁巳日誌」によれば、「クツシヤニ、此川巾(七、八間)、左りの方より落来る相応の流也。然し魚類は桃花魚・鱒・?・チライのみのよし。荷物等を運ぶ時は此川口より丸木にて、チツフ子ウシフルまで遣し候によろし」と見え、同川流域に住人はなく、当地は倶知安峠(稲穂峠)越しにイワナイ方面との交流があったことがわかる。なお、明治24年の「殖民地撰定報文」に倶登山川がはじめてクッチャン川と記されている。【出典】  

・ 倶知安駅・JR北海道・函館本線: 北海道虻田郡倶知安町北三条。アイヌ語の「クチャアンナイ(狩小屋のある川)」、「クッシャンイ(岸崖を下る川)」など所説有る。【出典

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