「高円寺」の地名の由来
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■ 高円寺(こうえんじ): 東京都杉並区高円寺

・ この地に今も存在する「高円寺」に由来する。江戸時代の初めころは「小沢村」と言っていたが、三代将軍徳川家光が鷹狩りのためにしばしばこの地を訪れ、その都度高円寺で休息していたため、寺の名で呼ばれるようになったという。【東京の地名 地形と語源をたずねて 筒井功 河出書房】  

・ 家光は中野筋にある鷹場にある小沢村の高円寺によく訪れて茶室で休憩した。ある時、家光が住職に「何か欲しいものはないか」と尋ねたのに対して、住職は「出家ね身で、何も欲しいものはありません。ただ、お茶が好きなので茶の木を所望したい」と答えた。家光は住職の無欲に感心して、宇治から茶の木を取り寄せて境内に植えた。将軍がたびたび高円寺を訪れたので、小沢村はやがて高円寺村と呼ばれるようになった。【徳川将軍家の真実 山下昌也 学研M文庫】

・ 高円寺駅(こうえんじえき): 東京都杉並区高円寺南。JR東日本・中央本線。室町時代に開基した曹洞宗の寺に因む。【出典

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