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■　南西諸島　＆　沖縄

・　日本の正史に初めて大隅半島以南の島が登場するのは「日本書紀」の推古天皇２４年（６１６年）２月条で、「ヤク人三口が帰化した」とある。この場合の「ヤク」は屋久島だけで無く南の島々を漠然と表したものらしい。斉明３年（６５７年）７月条には「海見島（あまみおおしま）」がみえる。沖縄島らしき島名が見えるのは鑑真の伝記「唐大和上東征伝」で、天平勝宝６年（７５４年）。【日本古代史地名事典　雄山閣】