「烏帽子」の家紋の解説
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■ 「烏帽子」の家紋の解説: 「烏帽子」の家紋図

# 烏帽子は、もとは「オ帽子」で「オ」は接頭語。「オ」に「烏」の字をあてたのは、形や色がカラスに似ていたから。平氏清盛流の北家、福守家。出典

# 中国伝来の帽子である「烏紗帽(うさぼう)」が日本に伝来し、圭冠(はしはこうぶり)となり、さらに「烏帽子」になった。平安時代には元服した男子が身分に合わせて日常に使用した。成人の儀である元服は烏帽子祝ともいい、後見人を烏帽子親といった。人生の前途を祝福する瑞祥的な意味を持つ家紋である。稀少な家紋だが、平氏の一族に比較的多く見られる。江戸時代の幕臣では平清盛流の北家が「折烏帽子」、平姓の福守家が「丸に折烏帽子」を使用した。ほかに、比企氏日野氏村上氏、北保氏、島崎氏などでも使用される。京都府、三重県、埼玉県などに多く見られる。【出典

# 烏帽子紋(えぼしもん): 烏帽子は、昔身分を問わず男がかぶった帽子。真っ黒な布帛(ふはく)または紙が素材だった。そのために、烏を連想させ、この名がついた。北家、福守家などに見られる。【出典

# 烏帽子紋: 奈良時代から江戸時代にかけて、男子がつけたかぶりもの。平清盛から出た北氏や、平氏の庶流の福守氏などで使用された。【出典

# 山内家北家日野家などに見られる。  

家紋の図柄

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