親鸞
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■ 親鸞(しんらん)【出典】
・ 1173?1262年。享年90歳(病死)。
・ 出身地: 京
・ 肩書き: 僧。浄土真宗の開祖。
・ 親鸞は、幼名を松若麿といい、母は源義家の孫娘の吉光女とされる。9歳で慈円(のちの天台座主)のもとで出家し、範宴(はんねん)と名乗った。そして比叡山に登り、20年に及ぶ激しい修行を積んだ。しかし、このとき自力修行の限界を感じたという。29歳で下山すると、聖徳太子が建立したとされる、京の六角堂へ百日参籠を行った。このとき、夢に現れた聖徳太子の夢告により、範宴は69歳になる法然の草庵を訪ね、弟子になった。しかし、このころ信者を急激に増やした浄土宗は旧仏教から敵視されており、さらに後鳥羽上皇の念仏停止の断がくだされたため、師の法然に連座して、越後国に流された。僧籍を剥奪されたため、親鸞と名乗ったのはこのときからである。親鸞は1211年に赦されたが、京には戻らず、東国で布教を行った。親鸞の教えは師の教えを一歩進めたもので、煩悩の深い「悪人」こそが、阿弥陀仏の救いの対象であるというものであった。これは仏道修行を行おうにも行えない農民や地方武士の間に広まり、浄土真宗(一向宗)と呼ばれた。
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