三田氏
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■ 三田氏: 「三田」の名字の由来

# 三田(みた)氏

・ 任那系渡来氏族姓は首。一族の人には、三田首五瀬・三田眦登家麻呂らがおり、三田首五瀬は、大倭国忍海郡(奈良県北葛城郡)の人で「続日本紀」の大宝元年(701年)八月丁未条に「先是。遣大倭国忍海郡人三田首五瀬於対馬嶋。治成黄金。至是詔授五瀬正六位上。賜封五十戸。田十町。并施綿布鍬。仍免雑戸之名」とみえる。三田眦登家麻呂は同書の宝亀元年(770年)五月戊寅条に「三田眦登家麻呂等四人賜姓道田連」とみえ、このときに道田連の氏姓を賜っている。新撰姓氏録の左京諸蕃下に道田連を載せ、「道田連。出自任那国賀羅賀室王也」とある。また、豊前国にも三田首氏がおり、豊前国安心院出土の丁酉年(697年か)の紀年のある「釈迦金銅像銘」に、三田首袁末呂の名がみえる。藤原広嗣の乱に加わった三田塩籠、三田兄人(藤原広嗣の従者)らの本貫は豊前国か大和国か不明。なお、部姓の三田部氏もおり、天平十七年(745年)四月当時、内染司の直丁であった三田部麻呂・三田部牛麻呂の名が知られる。【出典

姓:真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細

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