太秦氏
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■ 太秦氏: 「太秦」の名字の由来

# 太秦(うずまさ)氏

・ 山城国葛野郡太秦邑(京都府右京区太秦)を拠点とした秦氏の一族。氏名を大秦とも作る。旧氏姓は秦下(はたのしも)。天平十四年(742年)八月、造宮録正八位下秦下嶋麻呂が恭仁宮の大宮垣を築いた功で従四位下に特進し、太秦公の氏姓を賜った。秦下は秦氏の複姓の一つで、もと河内国茨田郡の幡多郷、あるいは摂津国豊嶋郡秦下郷あたりを本拠とした秦氏の支族とみられる。「うずまさ」の語は、本来秦氏の族長を意味する称号で、日本書紀雄略天皇十五年八月条に、秦酒公が「百八十種勝」を領率したと記するように、勝(マサ、スグリ)、秦人・秦部の支配伴造である秦氏の族長を、「マサ」の上に「高貴」「尊貴」を意味する古語の「ウズ」を冠して、「ウズマサ」と呼んだものであろう。山城国葛野郡の「太秦」の地名は、族長の居住地であったことに由来する。【出典

姓:真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細】  

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