江戸時代の武士の数の変遷 | |
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■ 江戸時代の武士の数の変遷
改易により牢人が増えて政情不安になることを恐れた江戸幕府は、三代将軍家光の死後の翌年におきた由井正雪の乱の後は改易に慎重になったという。
そこで疑問。
改易になったら、そこには他の地区から新しい藩主が赴任する。そしてその藩主の旧領地には、再び他の地区から新しい藩主が赴任する。つまり、日本の石高を一定と考えれば、改易や減封があれば、加増される藩もあれば幕府領が増えることもある。加増されれば、その石高に見合った家臣(武士)が必要で、当然新しい雇用(仕官)も出来る。そうすれば、武士の全体数は変わらず、牢人が急激に増えると言うことはないはずだが。もっとも、戦国時代の名残が残る江戸時代初期に比べて、段々武士の数が減っていった可能性はあるが。
江戸時代における武士の総数の変異はどのようなものなのだろうか?