■　黒川（くろかわ）：　東京都の黒川家　　

＃　東京都の黒川家： 羊羹で有名な虎屋の創業家で江戸時代以前は京都にあった。明治時代に東京に転じた。

・　赤坂・虎屋の創業家。平安京遷都の際に平城京から移り住んだと伝えられる旧家だが、その先祖は不明。一条室町東入に店を構えて禁裏御用をつとめ、代々近江大掾を称した。関ヶ原の戦いの際に敗れた尾張犬山城主の石河光吉を匿ったといい、この時の当主が虎屋中興の祖と言われる黒川円仲である。その姉は戦国武将の塙直之に嫁いでいた。虎屋という屋号は黒川家が信仰している毘沙門天に所縁のある動物だからだという。１８６９年の明治天皇の東京移転に際し、１２代目光正は庶兄の光保を名代として東京に派遣。光保が１８７６年に死去。禁裏御用としての危機を迎えると、１８７９年に家族とともに上京して赤坂に店を構えた。【出典】 

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