「飯能」の地名の由来
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■ 飯能(はんのう): 埼玉県飯能市

・ 古くは判乃と書いた。武蔵七党の丹党に判乃氏がいた。

・ 地名の由来は不詳武蔵七党丹党の1人が当地に居住し、判乃氏と称した。【出典

・ 「は(端)」+「の(野)」が転じた地名か。【出典

# 「埼玉県地名辞典 韮塚一三郎著 関東図書」には以下のように書いてある。

・ 武蔵七党の丹党の判乃氏はこの地の出ということで、鎌倉時代には「判乃」という地名だった。

・ 「判乃」の意味は不明。

・ 「入間郡誌」「飯能郷土史」は「榛野」あるいは「萩野」説があるといい、どちらかというと「榛野」説が自然。

・ 中島利一郎氏は、朝鮮語の「はんなーら」あるいは「はんない」から出ていて、「大集落」「大」、または「大野」「大川」のいずれかという。

・ 河口彗海氏は、チベット語からこれを解釈して「飯能」は古代からの都市で、「飯の集合所」であったから「聚能(はんのう)」と名付けた。ただし、チベット人がここに住んだという記録はないので承服しがたい。ただ、朝鮮語説はこの地方に高麗人の移住もあったから注目すべき。

・ 飯能駅(はんのうえき): 西武鉄道・池袋線。埼玉県飯能市仲町。

・ 東飯能駅(ひがしはんのうえき): 埼玉県飯能市東町(あずまちょう)。JR東日本・八高線。飯能は武蔵七党の判乃氏にちなむ地名と言われるが、朝鮮語のハンナラ(広い野原)が由来するという説もある。【出典

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