■　春日井市（かすがい）：　愛知県春日井市

・　「春日井」という市名は「春日部」という郡名を承継いだものである。郡名はこの地域に雄略天皇の皇女春日大娘の御名代部があったことに縁由するといわれている。【都市データパック2011年版・東洋経済新報社】

・　春日井（かすがい）：　春日氏が住んだところという説がある。【出典】

・　春日部は春日井に転じた。【日本地名学を学ぶ人のために　吉田金彦・糸井通浩　世界思想社】

・　春日井駅（かすがいえき）：　愛知県春日井市上条町。JR東海・中央本線。

・　春日井駅（かすがいえき）→鳥居松駅（とりいまつえき）→春日井駅。中央本線。旧駅名の鳥居松は、中山道の大井宿（現：恵那市）から現：中央本線沿いに名古屋に至る名古屋街道（下街道）に沿って細長く発達した集落で、「通り町」の音に鳥居松の字を当てたという説もある。昭和１８年（１９４３年）には鳥居松町、勝川町の他二村が合併して、東春日井郡にちなんで春日井市が生まれた。【出典】

・　西春日井（にしかすがい）：　愛知県西春日井郡。明治３３年に郡の分割に因む。春日井郡の西部のこと。春日井は、中世までは春日部と書いた。部民地名とも言われるが、カ（接頭語）・スカ（砂地）・ヘ（辺）の転か。【出典】