「八王子」の地名の由来
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■ 八王子(はちおうじ): 東京都八王子市

・ 八王子市元八王子3丁目に鎮座する八王子権現社に由来する。同社は延喜年間の勧請と伝え、別当神護寺(神宮寺とも)の寺号をもって一帯を神護寺村と称していたが、天正年間に北条氏照が居城を滝山城から神護寺村の八王子城へ移し、八王子権現社を城の守護神としたため、以後神護寺村は八王子村と称されるようになった。【出典

・ 延喜16年(916年)に華厳菩薩妙行という僧が深沢山の麓に庵を結び、修行していた。ある日、牛頭(ごず)天王があらわれ、八人の王子を祀るように託した。妙行は、その言葉通りに、深沢山上に八人の王子を祀ったことに由来する。【お江戸の地名の意外な由来 中江克己 PHP研究所】

・ 八王子駅(はちおうじえき): 東京都八王子市旭町。JR東日本・中央本線横浜線。延喜16年(916年)に、華厳菩薩妙行和尚が城山(旧八王子村)にスサノウノミコトの八人の王子たちを祀ったことに因む。【出典

・ 西八王子駅(にしはちおうじえき): 東京都八王子市千人町。JR東日本・中央本線

・ 北八王子駅(きたはちおうじえき): 東京都八王子市石川町。JR東日本・八高線

・ 八王子(はちおうじ)・千人町(せんにんちょう): 東京都八王子市千人町。「八王子」の地名は、ここに鎮座する八王子権現社に因む。延喜年間というから10世紀の初め頃である。この八王子市に「千人町」という町名がある。これは、この地に「千人同心」が置かれたことに因む。徳川家康は、江戸に入部するとこの地に八王子千人同心と関東一八代官の陣屋をたてた。同心とは下級武士のことで、奉行や所司代などの下で庶務・警察の役割を負っていた。同心は、その多くが甲斐国の武田家の旧臣で、いざという際には幕府を護るために戦うことが義務づけられていた。【出典

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