桜島の大噴火
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■ 桜島大噴火

・ 大正3年(1914年)1月12日

・ 桜島は約2万6千年前に誕生し、有史以来5回の大噴火を繰り返した。大正3年の大噴火は、その4回目にあたり、「我が国で発生した20世紀最大の噴火」とされる。噴火後にはM7.1の地震も発生。西側の沖合500mの鳥島が埋没。東南側は、溶岩流で大隅半島と地続きにした。噴火による溶岩、火山灰などの猟は約32億トンで、東京ドーム約1600個分。しかし、島民約21300人中の死者は30名と少なかった。内訳は噴火物による死者2名、避難途中の行き倒れ8名、対岸まで泳ごうとしての溺死者が20名。また地震により鹿児島市内などで29人の死者。数日前からの地震で、普段から用心していたそうだ。噴火後の土石流などの被害は10年も続いた。そして「南九州全域におよぶ地盤沈下」。

・ 鹿児島測候所は、最後まで「桜島噴火は無し」の予測をたて、それを信じた人たちが犠牲となった。

【今こそ知っておきたい「災害の日本史」 白鳳地震から東日本大震災まで 岳真也 PHP文庫】   

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