■　151019： 「あそ」ちゃん

「あそ」と言えば一番ピンと来るのは九州の「阿蘇山」。

９万年前くらいの大噴火では、九州の大半が焼け野原になったとも聞く。

そして、その「阿蘇」から生まれた名字に「阿蘇」があり、転じて「阿曽」などの名字のルーツともなった。阿蘇氏は神武天皇の孫の健磐龍命の末裔と言われ、阿蘇神社の大宮司家の名字でもある。つまり、バリバリの熊本県の名字といえる。

しかし、現代において「あそ」の名字は熊本県よりも他県に多くみられ、山形県にまとまってみられる。これが歴史の生き証人なのかもしれません。

しかし、私、長らく山形県に住んでますが「あそ」さん存じ上げません。調べて見ると、沿岸部の庄内地方の酒田市周辺にまとまってみられるようです。