名字の名付け
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■ 131113: 名字の名付け

名字(苗字)が増えた時代として知られているのは、鎌倉時代から室町時代にかけてと明治維新だ。鎌倉時代から室町時代にかけては、武士の領地の地名に由来する名字が東日本を中心に大幅に増えた。そして、明治時代になって、国民全員が公的に名字を名乗るように定められて、それまで名字を持っていなかった人に「名付け」が行われて名字が大幅に増えた。

半分笑い話になるが、農民が庄屋さんのところに行って、名字を付けてくれと頼んだら、「お前の家の前には小川が流れているから、小川という名字にしろ」と言われた、などと言うのが代表的か。

時代はともかく、この「名付け」がどう行われたかという実例があったので以下に記載します。

年配の人なら知っているでしょう、銀幕のスターの大河内傳次郎は筑前国筑上郡岩屋村大河内(福岡県豊前市)の出身。「大河内」の芸名はこの地名(大字・おおあざ)から取ったようだ。本名は大辺男(おおべますお)。住んでいた地名の小字(こあざ)が「小辺」で、その逆を姓にしたという。家業は代々開業医。

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