豊田佐吉
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■ 豊田佐吉(とよださきち)【出典

・ 1867−1930年。享年64歳(病死)。

・ 出身地: 遠江国。

・ 肩書き: 発明家。

・ 豊田佐吉は、遠江国の貧しい農業兼大工の家に生まれた。寺子屋と小学校で教育を受けた後、大工を手伝ったが、18歳のときに専売特許条例が公布されたのを機に、発明家を目指した。故郷は、遠州木綿の産地だったので、織機の改良を志した。最初の特許は、木製人力織機で、これをもとに事業を起こしたが失敗。妻と離婚した。しかし、1897年に再婚すると、その年に特許出願をした小幅綿織物用動力織機をはじめ、織機やそれにまつわる装置を発明、1906年には豊田式織機株式会社を設立した。さらに、欧米の紡績業を視察して、織機の性能をたかめた。第一次世界大戦の好景気で、工場は発展して、長男の喜一郎と出願した杼換(ひがえ)式自動織機は、自動織機を完成させたといえる画期的なものとなった。佐吉が急性肺炎で死亡するときに、自動車の研究を進めるように遺言した。トヨタ自動車の創業の礎になった。


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