鳥取氏
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■ 鳥取氏: 「鳥取」の名字の由来

# 鳥取(ととり)氏

・ 鳥取部を統轄する伴造氏族。造姓・無姓があり、地方によっては臣姓・首姓がみられる。造姓の一部は、のちに連・朝臣に転じた。日本書紀垂仁天皇二十三年条に、鳥取部設定の話がある。それまで喋れなかった誉津別王が鵠をみてものを言ったので、父の垂仁天皇は捕獲を命じた。これに応じた天湯河板挙(あめのゆかわたな)は出雲(または但馬)で鵠をとらえ、その賞として鳥取造の氏姓を賜った。またこれに伴い鳥取部・鳥養部が置かれたとある。なお、古事記垂仁天皇段には、鳥を追って木国(紀伊)・針間(播磨)・稲羽(因幡)・旦波(丹波)・多遅麻(但馬)・近淡海(近江)・三野(美濃)・尾張・科野(信濃)・高志(越)を巡ったとあり、延喜式の神名帳の伊勢国員弁郡条に鳥取山田神社、また和名抄の鳥取郷(駅)が、三河・下総・河内・和泉・越中・丹波・因幡・備前・肥後、鳥養部が筑後に存し、ともに古代の鳥取部(鳥取氏)の分布を示すとみられる。【出典

姓:真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細】  

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