三河氏
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■ 三河氏: 「三河・参河」の名字の由来

# 三河(みかわ)氏

・ 参河・三川にも作る。のちの三河国西部(愛知県中部の矢作川流域)の豪族。かつての参河国の国造氏族と考えられる。「先代旧事本紀」の国造本紀に参河国造を載せ、「志賀高穴穂朝御世。以物部連祖出雲邑大臣命五世孫知波夜命。定賜国造。」とある。また同書の天孫本紀にも、出雲醜(色)大臣命の子の大木食命を「三河国国造祖」とする。姓は直であったと推定されるが、三河直氏の人名は史料にはみえない。のちに宿禰姓を賜ったらしく、「除目大成抄」に三河宿禰の名が見える。三河を氏名とする人に、天平五年(733年)正月、写経所に出仕した経師の三河今土がいるが、参河国造であった氏族の一族か否か不明。また戸姓の三川戸氏もおり、天平二十一年正月に「説一切有部発智大婆沙論」巻百三十八を書写した三川戸赤万呂(美濃国式義郡の人)の名が見える。【出典

姓:真人・朝臣・宿禰・忌寸・道師・臣・連。直・臣・使主・君・公などの詳細

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