更級日記はなぜに更級か? | |
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■ 更級日記はなぜに更級か?
更級日記って、昔の蕎麦屋のグルメ本か?(笑)
古典文学(近代も)に弱いわたしでも名前くらいは知っているが、千葉県市原市の五井には更級通りがあるそうだ。
こういうのっていいよなぁ。山形に関係する文人の代表といえば、芭蕉や茂吉だがそれにあやかった地名は聞いたことがない。山寺の商店街なんか、通称「芭蕉通り」とか、「茂吉通り」もあってもいいな。いや、「茂吉」は奥羽線の駅名にあるからメジャーかなぁ。
さて、本題の更級日記だが、これは日記と言うが作者が13歳の時の出来事を後年に綴った回想録なんだねぇ。
更級日記は、別名「をばすて日記」と言うそうで、「おばすて(姨捨)」と言えば信濃国更級郡の姨捨山をなぞらえて「更級」としたそうだ。ちなみに、「をばすて」の枕詞は「更級」なんだそうだ。
更級日記の作者は菅原道真の四代後裔の菅原孝標(上総介、常陸介)の娘。夫は橘俊通(下野守、信濃守)。