「鬼怒川」の地名の由来
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■ 鬼怒川(きぬがわ)

・ 鬼怒川の語源は毛野川て、毛野国に由来する。

・ 鬼怒川は「下野国誌」に「往古に毛野川と唱う」とあり、下野の古称毛野国の第1の河川として「毛野川」が変化したものと考えられる。平安期には絹川、中世には衣川とも書かれた。長河の割に支流は少なく、流量も、水海道市で毎秒102.31m(^3)、宇都宮市石井町で毎秒53.87m(^3)程度で多いとはいえない。【出典

・ 平安時代には「衣(きぬ)川」、中世には「絹(きぬ)川」とも書いた。和語の「ケ(毛)」と「キ(木・牙)」は、「先端が尖り、日夜成長する」という意味で、同語源。「毛野」とは、「北関東の火山群の火山性扇状地・火山灰台地を、「△型火山(ケ)が作った野」と総称した古地名。【地名でわかる水害大国日本 楠原佑介 祥伝社新書】

・ 鬼怒川と小貝川は普段は二流だが、雨期には一流で沼沢地となった。【新編常陸国誌】

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