消えた地名「埋立」 | |
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■ 151021: 消えた地名「埋立」
山形市の古い地図をみると「埋立」という地名がみられる
【埋立地】(うめたてち): 山形市緑町・ 護国神社から山形市消防本部前に至る道路の馬見ヶ崎川よりの地域。【塔文社 レトロマップシリーズ3 昭和24年の山形市より】
【埋立町】(うめたてまち): 山形市薬師町・ 千歳公園の山交バス界隈【塔文社 レトロマップシリーズ3 昭和38年の山形市より】
かつて、馬見ヶ崎川は、今の双月橋付近から旧県庁(文翔館)方面に流れていた。当時は馬見ケ崎川の氾濫で山形の城下町は洪水に晒されていたという。そのため、江戸時代の初めに山形藩主の鳥居の殿様が今の方向に馬見ヶ崎川の流れを付け替えた。そして、旧河道を埋め立てたところが「埋立」という地名になったのであろう。